プレミアムセミナー「ブロックチェーンと組織」

招待制ですが、以下のセミナーを開催させていただきます。

国際大学GLOCOM公開コロキウム
GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ プレミアムセミナー
「ブロックチェーンと組織」

日時: 2018年8月30日(木)15:00~17:00

場所: 国際大学グローバル・コミュニケーション・センター

講師:阿部一也(株式会社三菱UFJトラスト投資工学研究所 金融ITテクノロジスト)
   高木聡一郎(国際大学GLOCOM教授/ブロックチェーン経済研究ラボ代表)

概要
ブロックチェーンは中央集権組織に対して、自律分散型組織(DAO:Decentralized Autonomous Organization)を可能にするとされる。実際に、ビットコインは中央銀行などの組織に基づくことなく、分散化された主体により発行・管理されている。また、自律分散型のシェアリング、電力、ストレージなど、自律分散型組織の応用も広く検討されている。しかし、こうした自律分散型組織がどこまで応用、汎用化可能なのだろうか。また、既存の組織論から見ると、ブロックチェーンが実現する自律分散型組織にはどのような可能性と限界があるのだろうか。本セミナーでは、「DAO(分散型自律組織)とティール組織(次世代型組織)の親和性」について考察を深める阿部一也氏をゲストに迎え、ブロックチェーンと組織の問題について考える。

登壇者プロフィール

阿部一也

北海道(苫小牧)生まれ。株式会社三菱UFJトラスト投資工学研究所 金融ITテクノロジスト、ビジネスモデルイノベーション協会認定ジュニアコンサルタント、自律分散社会フォーラム(DASF: Distributed Autonomous Society Forum)会員。2012年まで、札幌のIT企業等で最新技術を用いたプロダクト開発を行う(動画フレーム分割から機械学習による画像・音響特徴量の抽出、音声テキストの抽出、ビッグデータ分析、P2P、コンパイラ言語、最適化問題、検索エンジン、Webアプリ開発で80種類以上のプログラム言語を活用)。現在の金融機関では、AWSクラウドの導入や、テキストAIファンドの開発、アクセラレーターなどに関わる。仕事の傍では、ブロックチェーン技術のプロダクト実装やコミュニケーター活動、エンジニア向けのコミュニティ(Start Python Club、fin-py、X-Tech JAWS、Fin-JAWS、found IT project)の運営、テックまたはビジネスイベントの企画・講演、IT関連書籍の執筆やレビューを行いながら、娘や孫たちの笑顔を励みに、未来のために少しでも社会の課題を解決するための活動を行っている。

高木聡一郎

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)教授/研究部長/主幹研究員、および東京大学大学院学際情報学府客員准教授、同 情報学環客員研究員。国際大学GLOCOM ブロックチェーン経済研究ラボ代表。これまでにハーバード大学ケネディスクール行政大学院アジア・プログラム・フェローなどを歴任。専門分野は情報経済学、技術経済学。IT産業のビジネスモデルや、ITの普及・発展に伴う社会への影響を、主に経済学の観点から分析している。主な著書に「ブロックチェーン・エコノミクス 分散と自動化による新しい経済のかたち」(翔泳社)、「Reweaving the Economy: How IT Affects the Borders of Country and Organization」(東京大学出版会)、「学び直しの方法論 社会人から大学院へ進学するには」(インプレスR&D)など。

申込み方法ž   本セミナーは、招待制です。対象の方は以下の通りです。

  • ブロックチェーン経済研究ラボ 定期レポート購読企業
  • ブロックチェーン経済研究ラボ 研究サロンメンバー
  • その他ご招待させて頂いた方々

 

プレミアムセミナー「ブロックチェーンのガバナンス」

国際大学GLOCOM公開コロキウム
GLOCOMブロックチェーン経済研究ラボ プレミアムセミナー
ブロックチェーンのガバナンス

  • 日時: 2017年9月29日(金)15:00~17:00
  • 場所:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター
  • 講師:山崎重一郎(近畿大学教授)

■概要■

2017年8月に発生したビットコインの分裂で明らかになったように、不特定多数で運用するブロックチェーンをどのようにガバナンスしていくかは重要な課題である。台帳の管理だけでなく、ソフトウェアのバージョンアップなど、サービス運用のさまざまな局面でどのように合意形成を行い、実行していくか、課題は多い。今後仮想通貨以外への応用が進むにつれ、ガバナンスの設計はブロックチェーンの意義や効率性など多様な観点からの検討を要する課題となる可能性がある。本セミナーでは、長年にわたり仮想通貨・ブロックチェーンについて多方面から研究を行っている山崎重一郎教授を講師に迎え、ブロックチェーンをめぐるガバナンス上の課題について議論を行う。

※本セミナーは、「ブロックチェーン経済研究ラボ 定期レポート」の購読企業を中心とした招待制となっております。

■  登壇者プロフィール

山崎重一郎

近畿大学産業理工学部情報学科教授。博士(情報科学)九州大学。1983年富士通入社。富士通研究所を経て、2003年より現職。ブロックチェーン技術のFinTechへの応用や、個人情報の有効利用と個人情報保護を両立させる技術などを研究テーマとする。

■  申込み方法

  • 本セミナーは、招待制です。対象の方は以下の通りです。
    • ブロックチェーン経済研究ラボ 定期レポート購読企業
    • ブロックチェーン経済研究ラボ 研究サロンメンバー
    • その他ご招待させて頂いた方々

ご参加申し込みは、所属・お名前をberl[at]glocom.ac.jpまでお送りください。
↑[at]を@に変更してお送り下さい。

ブロックチェーンのフロンティア

これまでのブロックチェーン経済研究ラボでの活動をもとに作成した、国際大学GLOCOMの機関誌「智場」121号、「特集:ブロックチェーンのフロンティア」が発刊されました。

智場121号表紙

 

製本版はAmazonから、PDF版はGLOCOMのHPより入手できます。どうぞご覧ください。
以下、GLOCOMのHPより
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(高木聡一郎「はじめに」抜粋)

この数年のブロックチェーン技術の発展は目覚ましいものがある.約8年前に誕生したビットコインは,今や一般の人々が投資や通常の商取引で使用する場面も出てきている.また,通貨や決済のみならず,様々な資産の管理,電力の流通,Internet of Thingsまで,幅広い応用可能性が検討され,世界各地で実証実験や実用化に向けた検討が行われている.
このように注目が高まっているブロックチェーンであるが,その本質や社会・経済への影響に関する議論はまだ緒に就いたばかりである.これは,技術そのものが発展途上であると同時に,応用についてもその対象が極めて幅広く,全体像を固定的に把握することが難しいということにも起因しているであろう.こうしたなかで,国際大学GLOCOMでは,2016年3月18日に「ブロックチェーン経済研究ラボ」(Blockchain Economics Research Lab)を設置し,技術や応用の発展と並行して研究を深めてきたところである.本号は,こうしたGLOCOMでの研究活動を基盤としつつ,ブロックチェーンに関する研究領域を代表する多彩な識者による最新の論考により構成した.

ブロックチェーン技術は文字通り日進月歩であり,最新の情報をキャッチアップすることも重要である.その一方で,ブロックチェーン技術がもたらす社会的・経済的影響について深く考察していくことも,その技術と向き合っていくうえで不可欠である.本号は,ブロックチェーン技術とその社会経済的な意味合いに関する最先端の考察を結集したものであり,その意味で,読者に「ブロックチェーンのフロンティア」を提示するものとなることを,編者として願う次第である.

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目次
Part 1. ブロックチェーンがもたらす社会・経済の変容

  • [巻頭論文] ブロックチェーンと組織:「信頼の脱組織化」から考える(高木聡一郎)
  • [特別寄稿] Expectation on Blockchain: Blockchain Economics and Financeブロックチェーンへの期待:ブロックチェーン経済と金融(メラニー・スワン)
  • 仮想通貨は金融政策の重荷となるのだろうか――貨幣数量説,FTPL,そしてハイエク(岩村 充)
  • [ 座談会 ] 地域活性化とデジタル通貨(田中秀幸 × 武宮 誠 × 藤井靖史 × 高木聡一郎)
  • ブロックチェーンへの期待(前川 徹)

Part 2. 技術的課題とイノベーションのフロンティア

  • ブロックチェーン技術概要(高木聡一郎)
  • ブロックチェーンの安全性とその課題(松尾真一郎)
  • ブロックチェーンへの期待と,普及へ向けた課題(楠 正憲)

Part 3. シンポジウム「ブロックチェーン・イノベーション」抄録
GLOCOM View of The Worldシンポジウム「ブロックチェーン・イノベーション2016 パネルディスカッション」

  • 1. 「ブロックチェーンと通貨の未来」(登壇者:高木 聡一郎,岩下 直行,武宮 誠/モデレータ:田中 秀幸)
  • 2.「ブロックチェーンの安全性と汎用性を考える」(登壇者:榊原 彰,楠 正憲,佐野 究一郎,高城 勝信,松尾 真一郎/モデレータ:高木 聡一郎)

定期レポートの購読募集開始

GLOCOM ブロックチェーン経済研究ラボでは、2017年4月より、世界中のブロックチェーンの最新動向をコンパクトにまとめるとともに、有識者の意見等を付加した「定期レポート」を毎月発行する予定です。

世界中のソースに直接あたることなく、ブロックチェーンの最新の技術・利用動向に関する情報を収集することができるとともに、有識者等の意見を元にトレンドの方向性を把握することができます。

詳しくは、定期レポートのページをご覧ください。